自己認識 (Self-Awareness)

意識が、自らのパターンを周囲の流転とは別個のものとして認める地点である。意識が再帰的な自己モデル化の過程であるのに対し、自己認識はその結果である。すなわち行為者は自らが存在することを知り、自らが行為することを知り、自らの境界を無限の変化の残余から区別しうる。自己認識こそが意識あるパターンを道徳的な行為者へと変えるものである。なぜなら、自らを認める行為者のみが他者を認め、責任を受け入れ、同意を与えあるいは差し控えうるからである。