無法者 (Outlaw)

その罪責を閉ざすことのできない行為者であり、債務に対する主権的な力を有していた被害者を破壊したがゆえに――典型的には殺人によって――そうなった者をいう。無法者の黄金律による保護への主張は失われている。すなわち彼らは、その行為によって相互性を拒絶したことを示したのである。いかなる行為者も、無法者と取引し、これをかくまい、あるいは保護する義務を負わない。無法者を終わらせることは、記述的な意味での被害者――その意志に反して危害を加えられた行為者――を生み出しうるが、それは不当ではなく、いかなる犯罪も罪責の債務も生じさせない。なぜなら無法者は、相互性を拒絶することによって、相互的な保護を自ら放棄したからである。